2023-07-12 Wed
松尾潔さんと山下達郎さんの一件、大きな論争になっていますね。僕のSNS周辺には山下さんのファンも多いようで、今回の件を辛い思いで見ている人も少なくないでしょう。
僕は山下さん、松尾さんいずれもファンでも知り合いでもなく、特にどちらかに肩入れする理由はありません。(松尾さんは、僕がブラック・ミュージック・リヴュー[bmr]に書き始めた90年代、同誌で連載をされていて文章を読んだことはありますが、交流はなかったです。)なので、この一件については冷静な第三者的な視点で見ることができるのではと思っています。
事の発端となった5月15日のRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』における松尾さんのジャニーズ事務所に関するコメント、山下さんのマネジメント会社スマイルカンパニー(SC)との契約終了を報告した7月1日のツイートとSC社長によるリリース文、松尾さんの日刊ゲンダイでのその詳細経緯説明、そしてそれを受けての山下さんの7月9日サンデー・ソングブックでのコメント、ひと通り目を通しました(それぞれの内容を記載したページを末尾に載せました)。性加害問題に対する松尾さんのコメントには共感を覚えつつ、率直に言って松尾さん、山下さん、僕には「どっちもどっち」と映りました。
RKBラジオでの松尾さんの発言はジャニーズ批判というよりは、「今後のためにもジャニーズ、そして音楽業界はしっかりこれを機に対応するべき」との前向きな意見と理解しました。現状ジャニーズ事務所の対応が不十分であるということは言っているものの、BBCの番組や性被害告発者側の主張を鵜呑みにしてジャニーズ側を非難するような一方的な立場は取っていません。
そして、契約終了の件について。「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」としているツイートを見た時点では、松尾さんが理由を推測しているのかなとも思いましたが、日刊ゲンダイの記事を見るとそうではないことがわかります。彼のRKBラジオでの発言がニュースになった2日後にSC社長に呼び出され、ジャニーズの名前をメディアで口にしたことを理由に中途解約を切り出されたとのこと。後日SC社長が確認を取ったところ山下さんも賛成したという内容です。文面からは、山下さんに対して非常に気を遣い、直接的な批判を避けているのが感じられました。これまで良好な関係だった彼との関係を決定的に破壊するのは避けたかったのではないかと推測します。
しかし、僕はここに引っ掛かりました。ならば、なぜ7月1日のツイートで山下さんをわざわざ引き合いに出して契約終了を公に報告したのだろうと。そして、経緯をこと細かに明らかにする前になぜ山下さんと直接話さなかったのだろうと、モヤモヤっとしたものを感じずにはいられませんでした。日刊ゲンダイの記事で松尾さんは「メールを含む(山下)夫妻への直接の連絡は一切控えた」、「達郎さんに直接コンタクトを取るのはやはりためらわれた」としています。つまり連絡しようと思えばできたのにあえてしなかったということです。
SC社長への気遣いや何らかの内部の取り決めがあったのは想像に難くないです。でも、直接山下さんと話もしないまま、ここまで書くのはどうなんだろう?と思わずにはいられませんでした。結局松尾、山下両氏とも本件の重要な部分で間に第三者が入っているために、ボタンの掛け違いが発生している印象を持ちました。
今回の穏やかでない状況からすれば、松尾さんから山下さんへの連絡は実際には取りにくい状況だったのかも知れません。仮にそうだったとしても、松尾さんは詳細を明らかにする前に山下さんへの連絡を試みるべきだったと思うし、結果的に連絡がつかなかったのであればその経緯も説明した上で、前述記事を書けばよかったと思います。そんなことをしたら、山下さんに喧嘩を売ることになると考えたのでしょうか?しかし、ある意味7月1日のツイートで松尾さんはその道への一歩を既に踏み出してしまったのだと僕は思います。あのツイートをした時点で、最悪の場合山下さんと一戦を交える覚悟もなかったのかと驚いてしまいます。ジャニーズに関する松尾さんの発言については全くその通りだと僕も思うし非常に立派ですが、自身の契約終了の話となると中途半端だと感じます。一戦を交える覚悟がないのなら、不満は仕舞いこんでそっと退場すればよかったのではないでしょうか? 逆に案外直接話していれば、こんなことにはならず円満な関係を続けられたかも知れません。人間関係は意外とそんなものです。
そして山下さん側については、彼自身の発言はものの見事悪い意味で思った通りでした。基本的には性加害の問題も松尾氏の契約終了の問題も他人事のようで、まるで説明の体をなしていないと感じました。自ら誘った松尾氏の契約を終了する場に出てこなかった人なので、「サンデー・ソングブック内にて、山下達郎本人より大切なご報告がございます。」と事前に発表した上で語ったのは、思ったよりはしっかり対応していたと言えなくもありません。しかし、その内容が酷すぎました。
今回のジャニー喜多川氏の性加害問題について「作品に罪はありません」と作品を切り離して考える意思を示しつつ、山下さんの姿勢に批判的な人に対しては「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と明らかに矛盾すること言ったことにそれは端的に表れていると思います。これは今心を痛めている彼のファンへの挑発に等しいし、彼らに対して微塵も敬意がないことを示しています。だって「俺の態度が嫌なら聴くなよ」そういうことでしょ?
山下さんがジャニーズ事務所に対して恩義を感じていることはわかりますが、今回彼の発言に耳を傾けた人たちはそんなことが聞きたかったわけではないでしょう。今回のコメントが松尾さんの契約終了に関する一件を受けてのものである以上、まずきちんと説明しなければならないのは、その点です。これについては:
「松尾氏が憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因となったことは認めるものの、理由は決してそれだけではない」
との説明でした。彼が言う「憶測に基づく一方的な批判」が具体的に何を指すのかは語っていません。僕が見る限り松尾さんは慎重に言葉を選んでおり、ジャニー喜多川氏を非難することすらしていません。「憶測に基づく一方的な批判」などしていないと思います。
そして「理由は決してそれだけではない」に関しては、含みを持たせただけでこれ以上何も言っていません。松尾さんは「ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由」と明言しているのですから、それ以外の理由があるのであれば、そのような勿体ぶった言い方をすべきではないでしょう。受け手の想像で松尾さんを悪者に仕立て上げようとする悪意を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
山下さんがジャニー喜多川氏の性加害を知らなかったというのは恐らくそうなんでしょう。そう明らかにした上で山下さんはこうコメントしています。「性加害が本当にあったとしたら、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます。」これは基本的に松尾さんの言われていたことと同じではないでしょうか。本当にそう思っているのなら、なぜ松尾さんの契約終了に賛成なのか、ますます「それだけではない」部分を説明しなければ筋が通りませんよね。一番肝心なところを煙に巻いたままの説明でしかありませんでした。
性加害を擁護しているのではなく、アイドルたちに敬意を持って接したいだけなのだということですが、そのアイドルたちの一部が被害者として声を上げ始めている事実は無視でしょうか?それが果たして敬意をもって接していることになるのでしょうか?
今の世の中は黙っていると嘘が拡散してしまうので、山下さんも説明しておく必要性を感じたとのことでした。しかし、彼の今回のコメントは正しい理解を深める説明になったのでしょうか?僕には到底そうは思えません。
----
【情報源】
5/15/2023『田畑竜介 Grooooow Up』における松尾潔氏のジャニーズに関するコメント(文字お越し)
https://rkb.jp/contents/202305/167325/
松尾潔氏の7/1/2023契約終了に関するツイート
https://twitter.com/kiyoshimatsuo/status/1675045489748873216
スマイルカンパニー小杉社長のリリース文(7/5/2023)
https://smile-co.jp/info/20230705.html
松尾潔氏、契約終了に関する詳細経緯説明(日刊ゲンダイ)(7/6/2023)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/325603
山下達郎氏、7/9/2023サンデー・ソングブックでのコメント(文字お越し)
https://www.oricon.co.jp/news/2286351/full/
僕は山下さん、松尾さんいずれもファンでも知り合いでもなく、特にどちらかに肩入れする理由はありません。(松尾さんは、僕がブラック・ミュージック・リヴュー[bmr]に書き始めた90年代、同誌で連載をされていて文章を読んだことはありますが、交流はなかったです。)なので、この一件については冷静な第三者的な視点で見ることができるのではと思っています。
事の発端となった5月15日のRKBラジオ『田畑竜介 Grooooow Up』における松尾さんのジャニーズ事務所に関するコメント、山下さんのマネジメント会社スマイルカンパニー(SC)との契約終了を報告した7月1日のツイートとSC社長によるリリース文、松尾さんの日刊ゲンダイでのその詳細経緯説明、そしてそれを受けての山下さんの7月9日サンデー・ソングブックでのコメント、ひと通り目を通しました(それぞれの内容を記載したページを末尾に載せました)。性加害問題に対する松尾さんのコメントには共感を覚えつつ、率直に言って松尾さん、山下さん、僕には「どっちもどっち」と映りました。
RKBラジオでの松尾さんの発言はジャニーズ批判というよりは、「今後のためにもジャニーズ、そして音楽業界はしっかりこれを機に対応するべき」との前向きな意見と理解しました。現状ジャニーズ事務所の対応が不十分であるということは言っているものの、BBCの番組や性被害告発者側の主張を鵜呑みにしてジャニーズ側を非難するような一方的な立場は取っていません。
そして、契約終了の件について。「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」としているツイートを見た時点では、松尾さんが理由を推測しているのかなとも思いましたが、日刊ゲンダイの記事を見るとそうではないことがわかります。彼のRKBラジオでの発言がニュースになった2日後にSC社長に呼び出され、ジャニーズの名前をメディアで口にしたことを理由に中途解約を切り出されたとのこと。後日SC社長が確認を取ったところ山下さんも賛成したという内容です。文面からは、山下さんに対して非常に気を遣い、直接的な批判を避けているのが感じられました。これまで良好な関係だった彼との関係を決定的に破壊するのは避けたかったのではないかと推測します。
しかし、僕はここに引っ掛かりました。ならば、なぜ7月1日のツイートで山下さんをわざわざ引き合いに出して契約終了を公に報告したのだろうと。そして、経緯をこと細かに明らかにする前になぜ山下さんと直接話さなかったのだろうと、モヤモヤっとしたものを感じずにはいられませんでした。日刊ゲンダイの記事で松尾さんは「メールを含む(山下)夫妻への直接の連絡は一切控えた」、「達郎さんに直接コンタクトを取るのはやはりためらわれた」としています。つまり連絡しようと思えばできたのにあえてしなかったということです。
SC社長への気遣いや何らかの内部の取り決めがあったのは想像に難くないです。でも、直接山下さんと話もしないまま、ここまで書くのはどうなんだろう?と思わずにはいられませんでした。結局松尾、山下両氏とも本件の重要な部分で間に第三者が入っているために、ボタンの掛け違いが発生している印象を持ちました。
今回の穏やかでない状況からすれば、松尾さんから山下さんへの連絡は実際には取りにくい状況だったのかも知れません。仮にそうだったとしても、松尾さんは詳細を明らかにする前に山下さんへの連絡を試みるべきだったと思うし、結果的に連絡がつかなかったのであればその経緯も説明した上で、前述記事を書けばよかったと思います。そんなことをしたら、山下さんに喧嘩を売ることになると考えたのでしょうか?しかし、ある意味7月1日のツイートで松尾さんはその道への一歩を既に踏み出してしまったのだと僕は思います。あのツイートをした時点で、最悪の場合山下さんと一戦を交える覚悟もなかったのかと驚いてしまいます。ジャニーズに関する松尾さんの発言については全くその通りだと僕も思うし非常に立派ですが、自身の契約終了の話となると中途半端だと感じます。一戦を交える覚悟がないのなら、不満は仕舞いこんでそっと退場すればよかったのではないでしょうか? 逆に案外直接話していれば、こんなことにはならず円満な関係を続けられたかも知れません。人間関係は意外とそんなものです。
そして山下さん側については、彼自身の発言はものの見事悪い意味で思った通りでした。基本的には性加害の問題も松尾氏の契約終了の問題も他人事のようで、まるで説明の体をなしていないと感じました。自ら誘った松尾氏の契約を終了する場に出てこなかった人なので、「サンデー・ソングブック内にて、山下達郎本人より大切なご報告がございます。」と事前に発表した上で語ったのは、思ったよりはしっかり対応していたと言えなくもありません。しかし、その内容が酷すぎました。
今回のジャニー喜多川氏の性加害問題について「作品に罪はありません」と作品を切り離して考える意思を示しつつ、山下さんの姿勢に批判的な人に対しては「きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」と明らかに矛盾すること言ったことにそれは端的に表れていると思います。これは今心を痛めている彼のファンへの挑発に等しいし、彼らに対して微塵も敬意がないことを示しています。だって「俺の態度が嫌なら聴くなよ」そういうことでしょ?
山下さんがジャニーズ事務所に対して恩義を感じていることはわかりますが、今回彼の発言に耳を傾けた人たちはそんなことが聞きたかったわけではないでしょう。今回のコメントが松尾さんの契約終了に関する一件を受けてのものである以上、まずきちんと説明しなければならないのは、その点です。これについては:
「松尾氏が憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因となったことは認めるものの、理由は決してそれだけではない」
との説明でした。彼が言う「憶測に基づく一方的な批判」が具体的に何を指すのかは語っていません。僕が見る限り松尾さんは慎重に言葉を選んでおり、ジャニー喜多川氏を非難することすらしていません。「憶測に基づく一方的な批判」などしていないと思います。
そして「理由は決してそれだけではない」に関しては、含みを持たせただけでこれ以上何も言っていません。松尾さんは「ジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由」と明言しているのですから、それ以外の理由があるのであれば、そのような勿体ぶった言い方をすべきではないでしょう。受け手の想像で松尾さんを悪者に仕立て上げようとする悪意を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
山下さんがジャニー喜多川氏の性加害を知らなかったというのは恐らくそうなんでしょう。そう明らかにした上で山下さんはこうコメントしています。「性加害が本当にあったとしたら、それはもちろん許しがたいことであり、被害者の方々の苦しみを思えば、第三者委員会等での事実関係の調査というのは必須であると考えます。」これは基本的に松尾さんの言われていたことと同じではないでしょうか。本当にそう思っているのなら、なぜ松尾さんの契約終了に賛成なのか、ますます「それだけではない」部分を説明しなければ筋が通りませんよね。一番肝心なところを煙に巻いたままの説明でしかありませんでした。
性加害を擁護しているのではなく、アイドルたちに敬意を持って接したいだけなのだということですが、そのアイドルたちの一部が被害者として声を上げ始めている事実は無視でしょうか?それが果たして敬意をもって接していることになるのでしょうか?
今の世の中は黙っていると嘘が拡散してしまうので、山下さんも説明しておく必要性を感じたとのことでした。しかし、彼の今回のコメントは正しい理解を深める説明になったのでしょうか?僕には到底そうは思えません。
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【情報源】
5/15/2023『田畑竜介 Grooooow Up』における松尾潔氏のジャニーズに関するコメント(文字お越し)
https://rkb.jp/contents/202305/167325/
松尾潔氏の7/1/2023契約終了に関するツイート
https://twitter.com/kiyoshimatsuo/status/1675045489748873216
スマイルカンパニー小杉社長のリリース文(7/5/2023)
https://smile-co.jp/info/20230705.html
松尾潔氏、契約終了に関する詳細経緯説明(日刊ゲンダイ)(7/6/2023)
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/325603
山下達郎氏、7/9/2023サンデー・ソングブックでのコメント(文字お越し)
https://www.oricon.co.jp/news/2286351/full/
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「私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です」という発言が真実である、と考えてしまった時点で、迷路にはまるんです。
実際は特定政党に肩入れした活動をとがめられて契約解除になったと考えるのが自然です。政治をやりたいなら一緒に仕事はできないよ、と。
松尾潔側は「山下達郎は絶対に政治の話はしない、関わらない」ことを知っています。
プロテストソングを歌うフォーク全盛期にデビューして「メッセージがないじゃないか!」とステージでヤジられた山下達郎は政治の話は一切しないんですよ、これまでもこれからも。
だからジャニ問題への発言を理由にすれば世間の支持を得て、(事実を明かすことができない)山下達郎を一方的に叩きのめすことができると考えたわけです。
山下達郎はコメントの中で「理由はそれだけではありません」と言葉を濁しています。おそらく今後もこのことは一切口にしないでしょう。松尾潔側はしてやったりと思ったでしょうね。
余りに汚いやり方に私は怒りを抑えきれません。
性加害問題に関しては、過去に一緒に仕事をしたといってもその時点では知らなかったのは事実でしょう。
知ってしまった今はお前はどう考えるんだって話になっていますが、伝聞を自分が見たように考え、立場も資格も権利もないのに「断罪すべし!」と喚く世間の方が狂っています。
それは司法の仕事でしょう。少なくとも山下達郎の仕事ではありません。関係ないんですよ、彼には。
この件を世間と同じように考えるかどうかが踏絵になるような世の中、私は心の底から嫌悪します。
このことに気が付いて発信しているのが信用をすべて失ったASKAだけ、というのが現在のメディアのパワーバランスなんでしょうね、悲しいことですが。
実際は特定政党に肩入れした活動をとがめられて契約解除になったと考えるのが自然です。政治をやりたいなら一緒に仕事はできないよ、と。
松尾潔側は「山下達郎は絶対に政治の話はしない、関わらない」ことを知っています。
プロテストソングを歌うフォーク全盛期にデビューして「メッセージがないじゃないか!」とステージでヤジられた山下達郎は政治の話は一切しないんですよ、これまでもこれからも。
だからジャニ問題への発言を理由にすれば世間の支持を得て、(事実を明かすことができない)山下達郎を一方的に叩きのめすことができると考えたわけです。
山下達郎はコメントの中で「理由はそれだけではありません」と言葉を濁しています。おそらく今後もこのことは一切口にしないでしょう。松尾潔側はしてやったりと思ったでしょうね。
余りに汚いやり方に私は怒りを抑えきれません。
性加害問題に関しては、過去に一緒に仕事をしたといってもその時点では知らなかったのは事実でしょう。
知ってしまった今はお前はどう考えるんだって話になっていますが、伝聞を自分が見たように考え、立場も資格も権利もないのに「断罪すべし!」と喚く世間の方が狂っています。
それは司法の仕事でしょう。少なくとも山下達郎の仕事ではありません。関係ないんですよ、彼には。
この件を世間と同じように考えるかどうかが踏絵になるような世の中、私は心の底から嫌悪します。
このことに気が付いて発信しているのが信用をすべて失ったASKAだけ、というのが現在のメディアのパワーバランスなんでしょうね、悲しいことですが。
2023-07-13 木 16:24:54 |
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前提が間違っています
[編集]
ひとつの見方として拝見いたしましたが、まあストーリーとしてはかなり無理筋でしょうね。クビになった側が「してやったり」とはそれだけでおかしいですよね。
誰も山下さんに司法の役割を期待してなんかいませんよ。ただ、ジャニーズと深く関わってきた人間として、知らず存ぜずでいいのか。僕はそうは思いませんね。特に彼は今回ジャニーズへの変わらぬ傾倒ぶりをわざわざラジオで明確にしました。作品に罪はない、それは確かにそうでしょう。でも、ジャニーズとの今後の付き合い方など真剣に再検討すべきではないか、僕はそう思いますよ。彼のあのような振る舞いを良しとする社会にしては絶対にいけないと思います。
誰も山下さんに司法の役割を期待してなんかいませんよ。ただ、ジャニーズと深く関わってきた人間として、知らず存ぜずでいいのか。僕はそうは思いませんね。特に彼は今回ジャニーズへの変わらぬ傾倒ぶりをわざわざラジオで明確にしました。作品に罪はない、それは確かにそうでしょう。でも、ジャニーズとの今後の付き合い方など真剣に再検討すべきではないか、僕はそう思いますよ。彼のあのような振る舞いを良しとする社会にしては絶対にいけないと思います。
2023-07-14 金 01:13:10 |
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sumori
[編集]
山下達郎が言いたいことは下記に集約されています。
・私自身がそれ(補足:性加害)について知っていることが何もない以上、コメントを出しようがありません。自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であります。
・作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。
・私は性加害を容認しているのではありません。
ここまでは異論はないでしょう。
以下が評価の分かれるコメントなんだろうなとは思います。
・私の48年のミュージシャン生活の中でたくさんの方々からいただいた御恩に報えることができるように、私はあくまでミュージシャンという立場からタレントさん達を応援していこうと思っております。
今後もか?となるんでしょうね。曲解に利用されてしまう一文ではあります。
が、自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であり、作品にもタレントさんにも罪はないという立場表明と何の矛盾もないです。
これから性加害の事実が明らかになっていったとしても、それとは無関係なところではミュージシャンという立場からタレントさん達を応援していこうと思っている、と。
ジャニーズはとんでもない、全て潰してしまえ!という世間には同調しない、という表明でもあるので、反論は覚悟の上でしょう。
それでもミュージシャンとしての矜持は譲れない、という決意表明、私は100%支持します。
そして、俺と同じ考え方にならない奴は叩きのめす、そういう社会を激しく憎悪します。
そうそう、「してやったり」、揚げ足取りに使いやすい単語を入れたのは若気の至り。
これは失敗しましたわ(笑)
・私自身がそれ(補足:性加害)について知っていることが何もない以上、コメントを出しようがありません。自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であります。
・作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。
・私は性加害を容認しているのではありません。
ここまでは異論はないでしょう。
以下が評価の分かれるコメントなんだろうなとは思います。
・私の48年のミュージシャン生活の中でたくさんの方々からいただいた御恩に報えることができるように、私はあくまでミュージシャンという立場からタレントさん達を応援していこうと思っております。
今後もか?となるんでしょうね。曲解に利用されてしまう一文ではあります。
が、自分はあくまで一作曲家、楽曲の提供者であり、作品にもタレントさんにも罪はないという立場表明と何の矛盾もないです。
これから性加害の事実が明らかになっていったとしても、それとは無関係なところではミュージシャンという立場からタレントさん達を応援していこうと思っている、と。
ジャニーズはとんでもない、全て潰してしまえ!という世間には同調しない、という表明でもあるので、反論は覚悟の上でしょう。
それでもミュージシャンとしての矜持は譲れない、という決意表明、私は100%支持します。
そして、俺と同じ考え方にならない奴は叩きのめす、そういう社会を激しく憎悪します。
そうそう、「してやったり」、揚げ足取りに使いやすい単語を入れたのは若気の至り。
これは失敗しましたわ(笑)
2023-07-14 金 10:35:09 |
URL |
前提が間違っています
[編集]
ジャニーズなど潰してしまえと思っている人もいるのかも知れませんが、そんな極端な人は多数派とは思えません。ただ、今のところ事務所社長のメッセージを見ても、彼らがこの問題に真剣に向き合っているとは到底考えにくいです。
しかも元の投稿でも述べましたが、今まで公にコメントすることを控えていたタレント本人たちがその被害の一端を訴えるようになり、問題が表面化するに至っているわけです。山下さんのタレントへの敬意、応援とはそういう事実を無視して「自分はミュージシャンでしかないから...」と都合よくふるまうことなのでしょうか?
僕は同調圧力をかけるような考え方は嫌いです。どう対応するかは彼自身が考えて答えを出すべきでしょう、しかし、彼の現在の「性被害を容認しているわけではない」と表明する程度では不十分なのは明らかです。彼のようなジャニーズ事務所と付き合いが深い人がそのようなうわべだけの対応を取ることは、結果としてこの問題に蓋をすることに加担しているも同然だと思いますし、結果としてそれは被害者であるタレントをも傷つけることになるのではないでしょうか?タレントに敬意を表するという彼の表明と根本的に矛盾しています。
その点、山下さんは松尾さんの提言にしっかり向き合ってほしいと思います。今回のジャニーズ問題について彼の言っていることは正論だと考えます。契約終了についてごちゃごちゃ言ったことは間違っているとは思いますが。
しかも元の投稿でも述べましたが、今まで公にコメントすることを控えていたタレント本人たちがその被害の一端を訴えるようになり、問題が表面化するに至っているわけです。山下さんのタレントへの敬意、応援とはそういう事実を無視して「自分はミュージシャンでしかないから...」と都合よくふるまうことなのでしょうか?
僕は同調圧力をかけるような考え方は嫌いです。どう対応するかは彼自身が考えて答えを出すべきでしょう、しかし、彼の現在の「性被害を容認しているわけではない」と表明する程度では不十分なのは明らかです。彼のようなジャニーズ事務所と付き合いが深い人がそのようなうわべだけの対応を取ることは、結果としてこの問題に蓋をすることに加担しているも同然だと思いますし、結果としてそれは被害者であるタレントをも傷つけることになるのではないでしょうか?タレントに敬意を表するという彼の表明と根本的に矛盾しています。
その点、山下さんは松尾さんの提言にしっかり向き合ってほしいと思います。今回のジャニーズ問題について彼の言っていることは正論だと考えます。契約終了についてごちゃごちゃ言ったことは間違っているとは思いますが。
2023-07-14 金 11:25:07 |
URL |
sumori
[編集]
「どう対応するかは彼自身が考えて答えを出すべき」、とは思っていないんですよ、彼は。
自分のすべきことではない、自分のすべきことは音楽である、そう考えているからです。
蓋を開けるも閉めるも、何もしていないですよね?
何もしないのが間違っているのだ、と考えるのであれば相容れる部分はありません。
そしてそういうスタンスを糾弾するのは同調圧力そのものだと私は考えます。
契約終了はコンプラの問題であり、100%松尾潔に非があります。
それをジャニ問題にすり替えたのは非道な行為です。
前述したように山下達郎がどういう人間か分かった上でのこのやり口、
情状酌量の余地は全くありません。
自分のすべきことではない、自分のすべきことは音楽である、そう考えているからです。
蓋を開けるも閉めるも、何もしていないですよね?
何もしないのが間違っているのだ、と考えるのであれば相容れる部分はありません。
そしてそういうスタンスを糾弾するのは同調圧力そのものだと私は考えます。
契約終了はコンプラの問題であり、100%松尾潔に非があります。
それをジャニ問題にすり替えたのは非道な行為です。
前述したように山下達郎がどういう人間か分かった上でのこのやり口、
情状酌量の余地は全くありません。
2023-07-14 金 12:42:35 |
URL |
前提が間違っています
[編集]
おっしゃっていることは全て憶測ですよね?
少なくとも僕は公表された事実を元に話しています。
それが間違っているのであれば、それを証明するものを出してください。
根本的なこの差がある限り議論にはなりません。
出典も示さず「ジャニ問題にすり替えた」などというのは誹謗中傷レベルですよ。
まず事実に則しましょう。
少なくとも僕は公表された事実を元に話しています。
それが間違っているのであれば、それを証明するものを出してください。
根本的なこの差がある限り議論にはなりません。
出典も示さず「ジャニ問題にすり替えた」などというのは誹謗中傷レベルですよ。
まず事実に則しましょう。
2023-07-14 金 13:07:05 |
URL |
sumori
[編集]
直近の書き込みに一切答えずにそう来るとは思いもしませんでした。
終了です。残念ですが。
お付き合い頂きありがとうございました。
終了です。残念ですが。
お付き合い頂きありがとうございました。
2023-07-14 金 13:19:23 |
URL |
前提が間違っています
[編集]
いやおっしゃっていることにはこれまでの書き込みで答えていますよ。
それにお気づきになっていないだけでしょう。
同じことを繰り返し述べるのは無駄です。
それにお気づきになっていないだけでしょう。
同じことを繰り返し述べるのは無駄です。
2023-07-14 金 13:28:17 |
URL |
sumori
[編集]
最後に。
ご一読頂ければ幸いです。
https://yampi.exblog.jp/33028675/
私の拙い文章よりも遥かに理路整然と書かれています。
何もしないのが間違っているのだとお考えのようなので
相容れる部分が全くないのは承知していますが。
ご一読頂ければ幸いです。
https://yampi.exblog.jp/33028675/
私の拙い文章よりも遥かに理路整然と書かれています。
何もしないのが間違っているのだとお考えのようなので
相容れる部分が全くないのは承知していますが。
2023-07-14 金 14:53:51 |
URL |
前提が間違っています
[編集]