2022-06-29 Wed
ブルース&ソウル・レコーズ誌166号が発売になっています。ここでも先日紹介したエルヴィスの映画を大々的に特集しています。BSR誌らしいところは、それを「エルヴィスに影響を与えた黒人音楽」という観点で掘り下げているところですね。別冊もつけてそこはかなり念入りに解説しています。
僕もブルース・フィーリングに溢れる音楽を最初に聴いたのはエルヴィスでした。この映画を入り口にブルース&ソウルを聴いてくれる人がいたら嬉しいですね。
僕もブルース・フィーリングに溢れる音楽を最初に聴いたのはエルヴィスでした。この映画を入り口にブルース&ソウルを聴いてくれる人がいたら嬉しいですね。
雑誌の特集以外に、BSR誌の公式ウェブサイトにはこの特集に関連して、湯川れい子さんのコメントとエルヴィスのプレイリストも掲載されていますよ。
そして、僕のやったダイユーナ・グリーンリーフのインタビュー記事もよろしくお願いします。
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BLUES & SOUL RECORDS NO. 166
2022年6月24日発売
定価: 1,800円+税(税込1,980円)
2022年7月1日より上映される映画『エルヴィス』。アメリカ南部に生まれ、カントリー、ゴスペル、リズム&ブルースを下地にした独創的な音楽と歌声で、20世紀後半の大衆音楽の歴史を変えてしまった、エルヴィス・プレスリー。彼の生涯をもとにした『エルヴィス』は、主役のオースティン・バトラーを中心に出演者たちの熱演によって、見逃せないミュージック・エンタテインメントとなった。
特集では映画の見どころをお伝えします。また別冊付録は「エルヴィスと黒人音楽」をテーマに、映画に登場する黒人シンガーたちの紹介や、エルヴィスが取り上げた曲の解説などを掲載しています。
表紙 エルヴィス・プレスリー
本誌特集記事
★ ライヴ感あふれる新たなエルヴィス像 [妹尾みえ]
★ しっかりと描かれたバックグラウンド [小出 斉]
★ 1000のイメージ、1つの真実 [濱田廣也]
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BLUES & SOUL RECORDS NO. 166
2022年6月24日発売
定価: 1,800円+税(税込1,980円)
2022年7月1日より上映される映画『エルヴィス』。アメリカ南部に生まれ、カントリー、ゴスペル、リズム&ブルースを下地にした独創的な音楽と歌声で、20世紀後半の大衆音楽の歴史を変えてしまった、エルヴィス・プレスリー。彼の生涯をもとにした『エルヴィス』は、主役のオースティン・バトラーを中心に出演者たちの熱演によって、見逃せないミュージック・エンタテインメントとなった。
特集では映画の見どころをお伝えします。また別冊付録は「エルヴィスと黒人音楽」をテーマに、映画に登場する黒人シンガーたちの紹介や、エルヴィスが取り上げた曲の解説などを掲載しています。
表紙 エルヴィス・プレスリー
本誌特集記事
★ ライヴ感あふれる新たなエルヴィス像 [妹尾みえ]
★ しっかりと描かれたバックグラウンド [小出 斉]
★ 1000のイメージ、1つの真実 [濱田廣也]
【別冊付録/エルヴィスと黒人音楽】(全64ページ、オールカラー)
執筆[小出斉、妹尾みえ、日向一輝、文屋 章、濱田廣也]
★ “エルヴィス”を創り出したもの〜インディ・レーベル、ラジオ、そしてビール・ストリート
★ 若きエルヴィスを刺激した重要シンガー
(1)アーサー“ビッグ・ボーイ”クルーダップ
(2)B.B.キング
(3)ビッグ・ママ・ソーントン
(4)リトル・リチャード
(5)シスター・ロゼッタ・サープ
(6)クライド・マクファター
(7)ジャッキー・ウィルスン
(8)ロイ・ハミルトン
(9)マヘリア・ジャクスン
★ ブルースが集まった街メンフィスの名レーベル〜全ての始まり─サン・レコード
★ 生きるための救いの歌─エルヴィスとゴスペル
★ カヴァー曲ガイド〜エルヴィスが惚れたブルース/R&B/ソウル
★ エルヴィスを支えた名ソングライターたち
(1)ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー
(2)オーティス・ブラックウェル
(3)ドク・ポーマス&モルト・シューマン
★ “キング”に捧げた2枚のカヴァー・アルバム
執筆[小出斉、妹尾みえ、日向一輝、文屋 章、濱田廣也]
★ “エルヴィス”を創り出したもの〜インディ・レーベル、ラジオ、そしてビール・ストリート
★ 若きエルヴィスを刺激した重要シンガー
(1)アーサー“ビッグ・ボーイ”クルーダップ
(2)B.B.キング
(3)ビッグ・ママ・ソーントン
(4)リトル・リチャード
(5)シスター・ロゼッタ・サープ
(6)クライド・マクファター
(7)ジャッキー・ウィルスン
(8)ロイ・ハミルトン
(9)マヘリア・ジャクスン
★ ブルースが集まった街メンフィスの名レーベル〜全ての始まり─サン・レコード
★ 生きるための救いの歌─エルヴィスとゴスペル
★ カヴァー曲ガイド〜エルヴィスが惚れたブルース/R&B/ソウル
★ エルヴィスを支えた名ソングライターたち
(1)ジェリー・リーバー&マイク・ストーラー
(2)オーティス・ブラックウェル
(3)ドク・ポーマス&モルト・シューマン
★ “キング”に捧げた2枚のカヴァー・アルバム
【その他の主な記事】
● [インタヴュー] ファンタスティック・ネグリート
18世紀へと遡る大コンセプト・アルバム [山崎智之]
● [インタヴュー] ダイユーナ・グリーンリーフ
極上のブルース&ソウルを聴かせるヒューストンの歌姫 [陶守正寛]
● NOLA2022
今年グラミーを受賞したジョン・バティステを筆頭に、ニューオーリンズを代表するアーティストたちの新作が続々と届き、“音楽の都”の熱量が上がっている。ニューオーリンズの2022年に注目した。
(1)ジョン・バティースト〜塞した現在を打ち破る、力強くそして豊かな音楽 [永井ホトケ隆]
(2)トロンボーン・ショーティ〜人々をつなぐ「祝祭性」と常に忘れない「現場性」 [柴崎祐二]
(3)PJ モートン〜新旧をつなぐニューオーリンズの新しい旗手 [林 剛]
(4)タンク&ザ・バンガス〜最新モードで描かれるニューオーリンズの街[小渕 晃]
● 《TOKYO BLUES CARNIVAL 2022》リポート
帰ってきたブルース・カーニバル [妹尾みえ]
● 《トゥルー・ブルース・マスターズ〜ブラック・アンド・ブルー》第5期10タイトル発売 [濱田廣也]
● ソウル/ファンクの大型リイシュー企画《Throwback Soul》 [有賀竜裕/平野孝則/森田 創/濱田廣也]
● 追悼 ギター・ショーティ〜アグレッシヴ&ワイルドなギター・ブルースマン [スカンクちかの]
● 追悼 ブルース・ブロムバーグ〜現代に生きるブルースをとらえた稀代のプロデューサー [日暮泰文]/ブルース・ブロムバーグの仕事10選 [高地 明]
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
* 『EDGAR WINTER: Brother Johnny』ブラザー・ジョニーへのこれ以上ないトリビュート [小出 斉]
* 『MARY WILSON: The Motown Anthology』天国のメアリーに捧ぐ愛あるアンソロジー [森島繁美]
* 『JOHNNY LITTLEJOHN & J.B. HUTTO: Slide ’Em On Down - Chicago Slide Guitar 1966-1992』全てを忘れてブルースを歌い、ギターを弾いた男 [濱田廣也]
● [新作アルバム・リヴュー] チャーリー・マッセルホワイト/エリック・ゲイルズ/ケニー・ニール/ジミー・マクラクリン/ストンプ・ゴードン 他
【連載】
☆ 永井ホトケ隆 好評連載「Fool’s Paradise」第14回
☆ KEEP ON KEEPIN’ ON ソウル/ファンク名盤のメッセージを読む 第9回 ステイプル・シンガーズ『フリーダム・ハイウェイ・コンプリート』/中田 亮
☆ SONS OF SOUL/林 剛
☆ ゴナ・ヒット・ザ・ハイウェイ〜西海岸と南部を結ぶ「I-10」沿道音楽巡り/日向一輝
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦×編集部H
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出斉の勝手にライナーノーツ「HARMONICA FRANK FLOYD / Harmonica Frank Floyd」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.95 「Twinight」
☆ ゴスペル・トレイン「マリアン・アンダースン」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.242/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
● [インタヴュー] ファンタスティック・ネグリート
18世紀へと遡る大コンセプト・アルバム [山崎智之]
● [インタヴュー] ダイユーナ・グリーンリーフ
極上のブルース&ソウルを聴かせるヒューストンの歌姫 [陶守正寛]
● NOLA2022
今年グラミーを受賞したジョン・バティステを筆頭に、ニューオーリンズを代表するアーティストたちの新作が続々と届き、“音楽の都”の熱量が上がっている。ニューオーリンズの2022年に注目した。
(1)ジョン・バティースト〜塞した現在を打ち破る、力強くそして豊かな音楽 [永井ホトケ隆]
(2)トロンボーン・ショーティ〜人々をつなぐ「祝祭性」と常に忘れない「現場性」 [柴崎祐二]
(3)PJ モートン〜新旧をつなぐニューオーリンズの新しい旗手 [林 剛]
(4)タンク&ザ・バンガス〜最新モードで描かれるニューオーリンズの街[小渕 晃]
● 《TOKYO BLUES CARNIVAL 2022》リポート
帰ってきたブルース・カーニバル [妹尾みえ]
● 《トゥルー・ブルース・マスターズ〜ブラック・アンド・ブルー》第5期10タイトル発売 [濱田廣也]
● ソウル/ファンクの大型リイシュー企画《Throwback Soul》 [有賀竜裕/平野孝則/森田 創/濱田廣也]
● 追悼 ギター・ショーティ〜アグレッシヴ&ワイルドなギター・ブルースマン [スカンクちかの]
● 追悼 ブルース・ブロムバーグ〜現代に生きるブルースをとらえた稀代のプロデューサー [日暮泰文]/ブルース・ブロムバーグの仕事10選 [高地 明]
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
* 『EDGAR WINTER: Brother Johnny』ブラザー・ジョニーへのこれ以上ないトリビュート [小出 斉]
* 『MARY WILSON: The Motown Anthology』天国のメアリーに捧ぐ愛あるアンソロジー [森島繁美]
* 『JOHNNY LITTLEJOHN & J.B. HUTTO: Slide ’Em On Down - Chicago Slide Guitar 1966-1992』全てを忘れてブルースを歌い、ギターを弾いた男 [濱田廣也]
● [新作アルバム・リヴュー] チャーリー・マッセルホワイト/エリック・ゲイルズ/ケニー・ニール/ジミー・マクラクリン/ストンプ・ゴードン 他
【連載】
☆ 永井ホトケ隆 好評連載「Fool’s Paradise」第14回
☆ KEEP ON KEEPIN’ ON ソウル/ファンク名盤のメッセージを読む 第9回 ステイプル・シンガーズ『フリーダム・ハイウェイ・コンプリート』/中田 亮
☆ SONS OF SOUL/林 剛
☆ ゴナ・ヒット・ザ・ハイウェイ〜西海岸と南部を結ぶ「I-10」沿道音楽巡り/日向一輝
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦×編集部H
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出斉の勝手にライナーノーツ「HARMONICA FRANK FLOYD / Harmonica Frank Floyd」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.95 「Twinight」
☆ ゴスペル・トレイン「マリアン・アンダースン」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.242/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
2022-04-22 Fri
テンプテーションズが2022年に新譜をリリースっていうのもビックリしましたが、もうオリジナル・メンバーはいないのかと思ったら、まだオーティス・ウィリアムズさんがいたんですね。御年80歳で現役。グループ結成時はまだティーンエイジャー。いやぁ、すげーな。
ということで、ブルース&ソウル・レコーズ、最新号No. 165は結成60周年を祝うアルバム、『Temptations 60』をリリースしたテンプスです。彼らを中心にソウル系のヴォーカル・グループを総特集するということみたいです。別冊のテンプス読本付きです。
あとは、5月末に迫ったブルース・カーニバルの直前特集も要注目です。いよいよライヴ・エンターテインメントが戻ってくる、そう思うとわくわくしますね。
僕は今回1月に亡くなったジミー・ジョンソンの追悼記事を書きました。執筆しながら過去の作品を聴き返しましたが、改めて彼の魅力を再認識させられた思いです。ジミーの6日後に亡くなった弟シル・ジョンソンの追悼記事は高地明さんが書かれています。あわせてどうぞ。
新譜リヴューコーナーでは、デルマークから「Major League Blues」をリリースしたホセ・ラミレスを紹介しました。コスタリカ出身のブルース・ギタリストで、この作品にはジミー・ジョンソンが客演しているのです。これがジミー最後のレコーディングなのだそうです。ホセは現在34歳とまだ若いのに、実直なブルース・サウンドに心打たれます。
というわけで、間もなく発売の最新号、是非お手に取ってみてくださいね。
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BLUES & SOUL RECORDS NO. 165
2022年4月25日発売
定価: 1,800円+税(税込1,980円)
今年初頭にデビュー60周年を記念する新作『Temptations 60』を発表したテンプテーションズ。ソウル・ヴォーカル・グループの歴史を作ってきたといっても過言ではない実績をたどり、彼らの魅力に迫る大特集です。加えて彼らのルーツとなったグループや彼らが影響を与えたグループなど、関連するグループをディスク・ガイドで紹介しています。ソウル・ヴォーカル・グループの魅惑のハーモニーに酔いしれてください。
表紙 テンプテーションズ
★ テンプスを語ろう [鈴木啓志×林剛×濱田廣也]
★ テンプテーションズ人物相関図 [鈴木啓志]
★ テンプテーションズが導くヴォーカル・グループ・アルバム選[鈴木啓志/林剛]
① 1950s〜1963年 レイヴンズ/ドリフターズ/コントゥアーズ 他
② 1964〜1968年 フォー・トップス/デルズ/モニターズ 他
③ 1969〜1973年 オリジナルズ/スピナーズ/スタイリスティックス 他
④ 1974〜1979年 フューチャーズ/インパクト/ラヴ・コミッティー 他
⑤ 1980年代 マスターピース/パワー/ニュー・エディション 他
⑥ 1990年代 シルク/フォー・ラヴァーズ・オンリー/プロファイル 他
[別冊付録/テンプテーションズ読本](オールカラー64ページ)
テンプテーションズの歩みと全オリジナル・アルバム・ガイドを掲載。テンプスの基本情報はこれで万全!
【その他の主な記事】
● 《TOKYO BLUES CARNIVAL 2022》ブルース・カーニバルが10年ぶりに野音へ帰ってくる! 開催目前! 出演者スペシャル・インタヴュー 永井ホトケ隆/吾妻光良/三宅伸治/コージー大内[妹尾みえ]
● [Featured New Release] タジ・マハール&ライ・クーダー共演アルバム[濱田廣也]
● 追悼 シル・ジョンスン/気概に満ちた男の誇り高き独立心/シル・ジョンスンの10曲[高地 明]
● 追悼 ジミー・ジョンスン[陶守正寛]
● 追悼 ハワード・グライムズ[高橋 誠]
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
* ウォルター・デイヴィスを知らないのかい? 書籍『The St. Louis Blues Of Water Davis』[小出 斉]
* ゴスペル・ファンクから覗く黒人教会の最深部『PASTOR T.L. BARRETT AND THE YOUTH FOR CHRIST CHOIR: I Shall Wear A Crown』[平野孝則]
● [新作アルバム・リヴュー]サン・ハウス/ノース・ミシシッピ・オールスターズ/トゥルーディ・リン 他
【連載】
☆ 永井ホトケ隆 好評連載「Fool’s Paradise」第13回
☆ KEEP ON KEEPIN’ ON ソウル/ファンク名盤のメッセージを読む 第8回 ティミー・トーマス『ホワイ・キャント・ウィ・リヴ・トゥゲザー』/中田 亮
☆ SONS OF SOUL/林 剛
☆ ゴナ・ヒット・ザ・ハイウェイ〜西海岸と南部を結ぶ「I-10」沿道音楽巡り/日向一輝
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦×編集部H
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
☆ 小出斉の勝手にライナーノーツ「Various Artists / L.A. Blues All Night Long」
☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
☆ 鈴木啓志のなるほど! ザ・レーベル VOL.94 「RCA Victor」
☆ ゴスペル・トレイン「チャリオティアーズ」/佐々木秀俊+高橋 誠
☆ BLUES IS MY BUSINESS no.241/吾妻光良
☆ いづみやの曲追い酩酊談/佐々木健一
☆ 原田和典の魂ブチ抜き音楽
☆ 文聞堂書房〜古書掘りコラム/出田 圭
☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか
ということで、ブルース&ソウル・レコーズ、最新号No. 165は結成60周年を祝うアルバム、『Temptations 60』をリリースしたテンプスです。彼らを中心にソウル系のヴォーカル・グループを総特集するということみたいです。別冊のテンプス読本付きです。
あとは、5月末に迫ったブルース・カーニバルの直前特集も要注目です。いよいよライヴ・エンターテインメントが戻ってくる、そう思うとわくわくしますね。
僕は今回1月に亡くなったジミー・ジョンソンの追悼記事を書きました。執筆しながら過去の作品を聴き返しましたが、改めて彼の魅力を再認識させられた思いです。ジミーの6日後に亡くなった弟シル・ジョンソンの追悼記事は高地明さんが書かれています。あわせてどうぞ。
新譜リヴューコーナーでは、デルマークから「Major League Blues」をリリースしたホセ・ラミレスを紹介しました。コスタリカ出身のブルース・ギタリストで、この作品にはジミー・ジョンソンが客演しているのです。これがジミー最後のレコーディングなのだそうです。ホセは現在34歳とまだ若いのに、実直なブルース・サウンドに心打たれます。
というわけで、間もなく発売の最新号、是非お手に取ってみてくださいね。
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BLUES & SOUL RECORDS NO. 165
2022年4月25日発売
定価: 1,800円+税(税込1,980円)
今年初頭にデビュー60周年を記念する新作『Temptations 60』を発表したテンプテーションズ。ソウル・ヴォーカル・グループの歴史を作ってきたといっても過言ではない実績をたどり、彼らの魅力に迫る大特集です。加えて彼らのルーツとなったグループや彼らが影響を与えたグループなど、関連するグループをディスク・ガイドで紹介しています。ソウル・ヴォーカル・グループの魅惑のハーモニーに酔いしれてください。
表紙 テンプテーションズ
★ テンプスを語ろう [鈴木啓志×林剛×濱田廣也]
★ テンプテーションズ人物相関図 [鈴木啓志]
★ テンプテーションズが導くヴォーカル・グループ・アルバム選[鈴木啓志/林剛]
① 1950s〜1963年 レイヴンズ/ドリフターズ/コントゥアーズ 他
② 1964〜1968年 フォー・トップス/デルズ/モニターズ 他
③ 1969〜1973年 オリジナルズ/スピナーズ/スタイリスティックス 他
④ 1974〜1979年 フューチャーズ/インパクト/ラヴ・コミッティー 他
⑤ 1980年代 マスターピース/パワー/ニュー・エディション 他
⑥ 1990年代 シルク/フォー・ラヴァーズ・オンリー/プロファイル 他
[別冊付録/テンプテーションズ読本](オールカラー64ページ)
テンプテーションズの歩みと全オリジナル・アルバム・ガイドを掲載。テンプスの基本情報はこれで万全!
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● [Featured New Release] タジ・マハール&ライ・クーダー共演アルバム[濱田廣也]
● 追悼 シル・ジョンスン/気概に満ちた男の誇り高き独立心/シル・ジョンスンの10曲[高地 明]
● 追悼 ジミー・ジョンスン[陶守正寛]
● 追悼 ハワード・グライムズ[高橋 誠]
● 注目作をじっくり鑑賞する「語りたい逸品」コーナー
* ウォルター・デイヴィスを知らないのかい? 書籍『The St. Louis Blues Of Water Davis』[小出 斉]
* ゴスペル・ファンクから覗く黒人教会の最深部『PASTOR T.L. BARRETT AND THE YOUTH FOR CHRIST CHOIR: I Shall Wear A Crown』[平野孝則]
● [新作アルバム・リヴュー]サン・ハウス/ノース・ミシシッピ・オールスターズ/トゥルーディ・リン 他
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☆ KEEP ON KEEPIN’ ON ソウル/ファンク名盤のメッセージを読む 第8回 ティミー・トーマス『ホワイ・キャント・ウィ・リヴ・トゥゲザー』/中田 亮
☆ SONS OF SOUL/林 剛
☆ ゴナ・ヒット・ザ・ハイウェイ〜西海岸と南部を結ぶ「I-10」沿道音楽巡り/日向一輝
☆ なんてったってインディ・ソウル 蔦木浩一×齋藤雅彦×編集部H
☆ フード・フォー・リアル・ライフ 〜歌詞から見るブルース&ソウルの世界/中河伸俊
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☆ リアル・ブルース方丈記/日暮泰文
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☆ ゴスペル・トレイン「チャリオティアーズ」/佐々木秀俊+高橋 誠
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☆ ICHIのチタリン・サーキット最前線
☆ International Music Stroll〜世界の音楽にぷらりと出会おう/ワダマコト
☆ ニッポンの。国内アーティスト新譜紹介/妹尾みえ
☆ ブルース&ソウルが流れる店/轟美津子
☆ Ain’t That Good News 国内ライヴ/イヴェント情報ほか